茨城郡

25.夷針神社(イバリジンジャ)
本殿 拝殿と大掾家末裔の方が奉献した灯篭(左)
所在地:東茨城郡茨城町大字大戸字宮内1768

社格:名神小 旧村社
祭神:奥津彦命・奥津姫命
配神:武三熊大人・興玉命

夷針の神は、竈(かまど)の神で、守護安泰を司る神とされる。
応永33年(1426)6月、大掾清幹が江戸通勝に水戸城を攻略され退去する際、水戸城の鎮守武熊明神の神霊を持ってこの地まで逃れ当社に祭ったといわれ、以後、武熊名神とも呼ばれた。
拝殿前にある灯篭の台座には、奉献した大掾家の末裔の方の名前が刻まれていた。

創建:神亀2年(725)
例祭:2月11日
本殿様式:流造