紅 絲 硯

16.4cm x 7.6cm x2cm  


    

 

玉のような肌触り 之で墨が磨れるのだろうかと 磨りはじめましたら、吸い付くように墨を寄せ付け
又この墨色はすっきりとした透明度の高い墨色 きっと、お姫様が使われた硯ではないかと
一時の宮中気分 使ってみなければ分からない 磨墨の気分です。
墨色はさらりとして、清清しささえ覚えます。
湖のようなすきっと~た鏡のような水色 紅絲硯といわれた時に、全然違うと思いましたが
中国の方が言われたのですから、間違いないはず 専門書の写真を見ましたら
この萱草色(かんぞういろ)が、似ていますので、中に在る鏡のようなしかりと思っております。
水色はありませんが、この硯で墨を磨っていますと 硯から水が出てくるのではないかと思えるほど、

墨液が増えます。きっと玉のように面が、ガラスのように、細かい膜が張っているのでしょうが、それでも

相性が合う墨に会えますと墨が解けていくみたいで また墨色は抜群の色が出ます!

一番好きな硯です! 小さいのが難点ですが 品格も実力も抜群です!