七福神村の建設にご協力を

一色史彦先生

 
 
建築史家
 全国七福神連合会顧問
 佐久良東雄顕彰会事務局長
 茨城県南文化の会顧問
 茨城茅舎の会理事

七福神は、フロシキとならぶ日本人の思考の知恵の結晶です。

室町時代から、わが国は応仁文明の大乱と言う未曾有の混乱状態にありました。一休禅師はせせこましい状況を超越した前代未聞の「福神」を創造しました。同じ頃に共に風呂に入り汗を流す風習が広がり、脱いだ衣類を包むフロシキが工夫されたのです。立場の違いをのりこえて、何んでも包み込めるこれぞまさに「共生」の極地。

解体保管民家

当会では、現在7棟の古民家を解体保管しています。

  1. 二宮尊徳設計の民家(天保期の農村復興の記念碑的民家)
  2. 藤田東湖在住の役宅〔八田陣屋の郡奉行時代)
  3. 県内最古の民家  (江戸時代初期の利根川開拓期の本家)
  4. 県内最古の民家  (江戸時代初期の利根川開拓期の分家)
  5. 県内最古の民家  (江戸時代初期の利根川開拓期の隠居)
  6. 古河藩下級武士住宅(明治維新の原動力のシンボル)
  7. 水戸藩の古民家  (18世紀後期のもの)

この他にも多数の重要な古民家が消滅の危機にあります。

いずれは30棟の古民家を集めた「七福神村」を建設。自給・自足・自立の「共生」の村にしたいと考えております。

私達は、現在、建設用地を探しています。山の斜面地で遠望が楽しめる所。約5町歩。借地形式を希望。

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