海道・かやぶき伝承会だより
福島県・浜通り

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第2号 平成18年1月23日 発行
1・
茅葺き技術の初歩講習、実施される
 平成17年12月24日(土)快晴、朝9時より、この日は大国魂神社総代の皆様が「鳥小屋」の茅刈りなので,共同作業。
 夏井川の河原から茅を刈り,運ぶ。しばらく寝かせておいて,まっすぐの茅にする。分量はまだ足りない。
 午前中、「匠」の緑川さんが杉を伐採。(6本)。杉皮むきに汗を流す。ユンボで柱穴を掘り,柱立て,昼食は豊間の「えびすや」さんよりドンコ汁が提供される。豊間会友会より手伝い有り。一色史彦先生,松浦氏が土浦より,馳せ参じる。感化人数17名。
 終了後、午後4時より、一色史彦先生(本会名誉会長)より「二宮尊徳仕法とかやぶき屋根」という題で記念講演が有りました。
 かやでさま(金澤重一さん),緑川さんは。この日まで綿密に打ち合わせを続けていました。
2・
平成18年1月15日(日)
 前夜までの激しい降雨が一転して朝から晴天。好間町田代地区の茅刈りと堀立柱の棟木,屋中,扠首に垂木,もや、小舞竹を結わえ付ける。新年早々、かやでさま(金澤重一さん)が2日ご奉仕して,足場の組み上げを済ませたので,トントン拍子に進む。今日も一色先生と松浦氏が参加。
  茅場(前述の田代地区)は,市会議員・太平洋夫氏のお世話により,いわき市林務課と交渉。茅場としての手入れは骨折りが続くが、長い目で良質の茅を育てましょう。
 ※茅のタネまき・・・すすきの穂を寝かせるだけで良い。(金沢さん談)
3・
ふたたびドンコ汁
 この日も「えびすや」さんよりドンコ汁が提供されました。
 午後、川内村より、志賀敏広幹事参加。小屋組を見て,「いやぁ,感激です!!、これはすばらしい」と,ことに絶賛。
4・
茅刈りと古代家屋復元(茅葺き初歩講習)
 
 作業ボランティア募集
・次回は1月29日(日・旧暦元旦)・・いよいよ軒付作業。
・次次回は2月12日(日)・・・棟上げ、竣工の予定。
・両日とも午前9時までに集合して下さい。(昼食の準備が有ります)
5・
会員募集にご協力下さい。
一日五円で茅葺き伝承 会員2,000人を目指して
郵便振込をご利用下さい。
  記号    02220-0-88789
加入者名  かやぶき伝承会
 

1・個人会員  1年分 (\1,825)
         5年分 (\9,125)
        10年分 (\18,250)

  2・団体会員  1口 \5,000
 
会長 志賀文岳(学校法人・志賀学園、社会福祉法人・松涛会理事長)
  事務総局  〒970-0105 いわき市平菅波字宮前26
   TEL&FAX 0246-34-9212
事務総局長   山名隆弘(大国魂神社 禰宜 )
海道事務局長 松浦正夫(〒300-0815 土浦市中高津2-10-43) ホームページ http://www.tsuchiura.org/~kokentik/
事務局次長 松井延之(〒970-0221 いわき市平下高久字清水28)
 TEL&FAX 0246-39-3242    http://homepage3.nifty.com/onaisi-sengo/

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