延喜式・磐城郡七座の首座
大国魂神社

福島県・いわき市平菅波宮前26

御祭神 四柱
大国主命(大己貴命、八千矛命とも称す)
大黒様。人づくり・家づくり・国づくりの神様。極大なる国つ神、山野河海の名付け親の神様。五穀豊穣・縁結びの神様。
少名彦名命(大国主命の奇魂)
日本の神様は、「荒魂・和魂・幸魂・奇魂」の四つの魂をそなえておられる。神様の分御霊を授かっている私たちにもそれは有る。(一霊四魂) 医薬のわざ・酒造りのわざなど微妙微細・極小のことを司る神様。厄災を除く神様でもある。
事代主命(大国主命の御子神。建御名方神=お諏訪さまは事代主命の弟神)
恵比寿様。幼少の頃、手足も言葉も不自由。父母神の慈愛により、思いやり深く不屈の精神をもつ。魚釣り・鳥遊びを楽しみとする。商売繁盛・漁業を始めとする産業の神様。
須世理比売命(大国主命の嫡号、須佐之男命の姫)
「古事記」が伝える、大国主命と須世理比売命の愛の賛歌は民族の魂。夫婦宇伎由比(夫婦和合)の神様。
 
大黒様のご託宣
若き時 心を砕き 身を働き 老いの楽しみ 早く知るべし  井原西鶴「日本永代蔵」
 
恵比寿大黒・初音祈祷祭
 年六回有る「甲子」の日に、甲子講の崇敬者は、大黒様(大國魂神社)を遥拝し、講中の相互扶助を確かめ合う習わしがある。
 新年早々、大黒様に参拝し、「この年の吉きことの音ずれを寿ぐお祭り」である。
 大和舞・稚児舞では縁起物(扇子・投げ餅)がまかれる。参詣者は御酒・御食のふるまいを受ける。
 
 

製作05.4.24  05.5.08修正・追加 
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